特殊詐欺王・陳志の中国送還の真相 米国の逮捕を逃れるためか
最近、カンボジア当局は特殊詐欺犯罪に関与したとして、太子集団の創業者兼会長・陳志を中国へ送還した。しかし中国共産党(中共)当局の態度は曖昧であり、主要国営メディアによる報道も遅延した。陳志はアメリカからも指名手配を受けており、中共の「駒」と指摘されている。突然の送還の背後には、いかなる事情があるのだろうか。
カンボジアの中国語メディア「柬中時報」は1月7日夜、カンボジア内務省のニュースリリースを引用して報じた。それによると、国際犯罪対策での協力枠組みの下、中共の主管部門の要請を受け、カンボジア当局は最近、陳志を含む中国人3人の容疑者を逮捕し、中国へ送還したという。両国はこれ以前から数か月にわたり共同調査を行っていたとされる。陳志のカンボジア国籍を2025年12月に取り消している。
送還発表後、同国の元首相フン・セン氏は、陳志と距離を置くような発言を行ったとみられる。複数の外国メディアも同声明を引用して報じたが、ロイター通信によれば、中国外務省と公安当局は、取材の問い合わせに即座には応じなかったという。
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