2024年6月19日、平壌で開催されたガラコンサートに出席するロシアのウラジーミル・プーチン大統領(左)と北朝鮮の指導者・金正恩氏(Photo by GAVRIIL GRIGOROV/POOL/AFP via Getty Images)

ロシアが裏で支援か 制裁決議違反の北朝鮮原子力潜水艦

12月24日に進水準備がほぼ整ったとした北朝鮮の新型弾道ミサイル原子力潜水艦(SSBN)は、国連制裁決議に反して保有した核兵器だ。その動力源である原子炉の供給にはロシアが関与した可能性があり、これを巡って北朝鮮とロシアの背後で緊張や対立が生じていると推察される。

北朝鮮への核・ミサイル関連技術の販売や移転を禁止する国連決議は20件以上あり、アメリカの対北朝鮮制裁は少なくとも5つの大統領令と6つの法律という形をとっている。

このような国際的な決定の集積は、このSSBNやその他多くの核兵器を維持する北朝鮮政権の当局者を訴追するため、あるいは北朝鮮に核、ミサイル、SSBN技術を供給する国際的な供給源やネットワークを訴追するための法的根拠を作るのに役立つだろう。

▶ 続きを読む
関連記事
ノーベル経済学賞は、理論の正しさを保証するものではない。景気変動を抑える政策に目を奪われるあまり、その根本原因を見失っていないか。筆者はオーストリア学派の視点から、金融緩和が生むゆがみと経済学の本質を問い直す
欧州で拡大する激しい暴動と、世界で加速する国境の形骸化。一見無関係に見える「街頭での暴力」と「グローバリズム」の裏に潜む計画的な破壊工作とは?ニュースの表面からは見えない社会危機の構造を解き明かす
中間選挙後のトランプ弾劾の可能性をニクソン辞任劇と比較。ベトナム敗退の歴史から台湾侵攻リスクを警告しつつ、レーガン流の強硬路線による抑止シナリオも対比して今後の米中関係と国際秩序の行方を占う
ルビオ米国務長官が中央アジアを訪問し、重要鉱物や投資を軸に米国の関与を強化。中共が進める「一帯一路」への影響と、地域で広がる米中競争を読み解く
中国の貿易黒字は過去最高を更新する見通しだ。しかし、輸出好調の陰では内需との不均衡が深まり、貿易摩擦も激化。金融支援に潜む不良債権リスクや輸出企業の採算悪化など、巨額黒字が抱える三つの代償を読み解く