ハメネイ師が強硬な鎮圧を示唆 トランプ氏「打撃与える準備できている」と警告(動画あり)

イランでは深夜に全国規模で通信網が遮断され、流血を伴う鎮圧が始まったとの疑念が強まっている。翌日、同国の最高指導者ハメネイ師が強硬姿勢を示す演説を行った。一方、トランプ米大統領は「厳しい打撃」を加える準備ができていると警告した。

1月9日、ハメネイ師は、抗議運動が激化して以降初めて、国営テレビを通じて公開演説を行った。政権に抗議するイラン市民を「暴徒」「破壊分子」と表現し、自身の政権は「決して譲歩しない」と強調した。

また演説の中で、トランプ氏について「両手がイラン人の血で染まっている」と非難したうえで、1979年以前にイランを支配していた王朝と同様にトランプ政権が「打倒されるだろう」と主張した。さらにトランプ氏に向けて「自分の国のことをしっかり管理しろ」と言い放った。

ハメネイ師の演説中、会場の支持者たちは一斉に「米国に死を」と叫ぶ様子が確認できる。

▶ 続きを読む
関連記事
米中間選挙後、米国とイスラエルがイランへの大規模攻撃を再開する可能性が浮上。72時間の集中攻撃やナタンズ近郊の地下核施設が焦点となる中、イランは周辺国との外交交渉を進める一方、ホルムズ海峡封鎖やミサイル攻撃を切り札としている
米露中首脳会談の背景やウクライナ和平の現実、そして身勝手なダブルスタンダードを続けるヨーロッパに対するトランプ政権の冷徹な現実主義を解説した論考
米メディアによると、米軍はトランプ大統領の命令を受ければ、最短96時間以内にイランへの新たな攻撃を開始できる態勢を整えている。攻撃案には従来の軍事施設に加え、エネルギー関連施設も含まれるという
2026年の中間選挙を前に、米軍のイラン空爆や物価高騰が有権者の投票行動にどう影響しているのか。激変する世論の動向や共和党・民主党の攻防を、多様な有権者の声とともに伝える
イスラエルのネタニヤフ首相は、イラン政権打倒をめぐりトランプ大統領と協議していると明らかにした。イラン南東部では武装攻撃が相次ぎ、経済悪化も続いている