2023年11月13日、ワシントンのエネルギー省ビル(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

米上院議員 中国人科学者の政府研究所立ち入り禁止を要求

米上院議員11人は1月13日、エネルギー省のクリス・ライト長官に宛て書簡を送り、中国国籍者を米国の国立研究所から排除する措置を求めた。人工知能(AI)分野の競争において、中国国籍者に研究所へのアクセスを認めることが、米国の立場を損なう恐れがあると懸念している。

エネルギー省は、エネルギー、環境、原子力などの分野で革新的技術を推進する研究を担う17の国立研究所を管轄している。2025年11月には、ドナルド・トランプ大統領が、AI革新を加速させる国家的取り組み「ジェネシス・ミッション」を同省に命じ、「マンハッタン計画に匹敵する緊急性と野心」を持つ計画として位置づけた。

書簡によると、これらの国立研究所の施設、情報、技術にアクセスできる中国国籍者は数千人に上る。2024会計年度には約3200人の中国国籍者がアクセスを認可されており、この数字には米国の永住権保持者は含まれていない。議員らは、この点から「実際にはさらに数百人、場合によっては数千人の中国市民が研究所で働いている可能性がある」と指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院商務委員会は7月15日、中国と関連するコネクテッドカー(通信接続機能を持つ自動車)、ソフトウェア、ハードウェアの米国市場への流入に対する規制を強化する超党派法案を採決する見通しである。
トランプ大統領は7月8日、アンカラで開催されたNATO首脳会議において、共産主義が米国内および世界中で根を広げつつあると改めて警告した
6月中旬以降、在中国米国大使館は1か月足らずの間に10件の注意喚起を相次いで発表した。いずれも中国本土にいる米国市民が直面するリスクについて警告しており、注目を集めている。
米連邦最高裁が出生市民権を維持する判断を示す中、米国では、中共高官の家族が渡米して出産し、子どもに米国籍を取得させる動きへの警戒が強まっている。専門家は「中国共産党の超限戦は手段を選ばない。出生市民権はまさにその一つである」と指摘
米最高裁が出生地主義をめぐるトランプ大統領令を退けた判断に対し、共和党のシュミット上院議員は、中共による制度悪用が国家安全保障上の脅威になると警鐘を鳴らした