タイ近郊でクレーン倒壊事故 2人死亡 前日32人死亡事故と同一建設会社
タイ・バンコク近郊で1月15日、高速道路建設現場のクレーンが倒壊し、2人が死亡、5人が負傷した。現場の工事を担当していたのは、同国建設最大手のイタリアン・タイ・デベロップメント社(ITD)で、同社は前日にクレーンが落下して列車が脱線し、32人が死亡した工事事故でも施工を担当していた。タイ当局が事故原因の調査を進めている。
ITDは、中国共産党(中共)政権の国有企業である中国鉄道集団と関係が深い。今回事故を起こしたクレーンの製造国やブランドは、現時点では公表されていない。
タイ警察によると、15日午前、バンコク西郊サムットサーコーン県のラマ2世通りで、建設中のクレーンの部品が崩落し、2人が死亡、5人が負傷した。
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