北京 経済協定を利用してカナダに浸透し米加分断図る 専門家が分析
カナダのマーク・カーニー首相は1月17日、4日間にわたる訪中を終え、暫定合意を締結した。しかし、アナリストらは、この動きが北京にオタワ(カナダ政府)を「しつける」力を与えることになると警告している。関係が悪化した場合、カナダの国家安全保障を脅かす恐れがあるという。
カナダ政府は、1月16日に北京で行われたカーニー首相と中国共産党党首の習近平との会談を受け、中国との「新たな戦略的パートナーシップ」を発表した。カナダ首相の訪中は2017年以来となる。
カーニー首相は暫定的な通商協定を明らかにした。首相官邸によると、この協定では、中国がカナダ産カノーラ(菜種)への関税を3月までに現在の約85%から約15%に引き下げ、それを「少なくとも今年末まで」維持する。その見返りとして、カナダは4万9千台の中国製電気自動車(EV)を6.1%の最恵国待遇税率で輸入することを認める。
関連記事
カメルーン開催のWTO閣僚会議で、台湾代表団の査証書類に「中国の省」と表記された。台湾は地位を貶めるものとして強く抗議し、2001年の加盟以来初となる欠席を決定。中国の影響力と外交摩擦が浮き彫りとなった
米国のウォルツ国連大使は、中国が資金力を背景に国連の主要ポストを掌握し、影響力を強めていると警鐘を鳴らした。米国は巻き返しを図ると共に、台湾の国際社会への関与を強く支持する方針だ
米国に亡命した中国共産党の省級統一戦線工作部の元高官がこのほど、米メディアの取材に顔出しで応じ、統一戦線の内幕などについて明らかにした。さらに、党内では多くの人々が習近平を好んでいないものの、表向きは同調する姿勢を装っていると語った。
米太平洋陸軍司令官のチャールズ・フリン大将はこのほど、中国人が米軍基地への浸透を試みた事例があると明らかにした。基地施設内に撮影機材やドローンを持ち込もうとしたケースもあり、米側が強い警戒を示していたという
なぜ中国は今になって「慰安婦問題」を蒸し返すのか? その裏に隠された日本から【沖縄を奪う】ための恐るべき罠とは?