張又侠の政治的評価を迅速に確定 北京の秘密施設に拘束
中国共産党中央軍事委員会(中央軍委)の上層部で、最近、激しい動きが相次いでいる。軍の最高権力構造に関わる体系的な粛清を加速して進めているとみられる。北京の情報筋によると、中央軍委副主席の張又侠と、中央軍委委員の劉振立が秘密裏に身柄を拘束され、現在はいずれも北京市昌平区にある厳重警備の施設に収容され、完全に外部と遮断状態にあるという。
複数の消息筋によれば、当局が張と劉に対して行った初期段階での政治的評価は、一般的な規律違反や法令違反ではなく、「中央軍委を分裂させる疑い」としている。この評価は、軍委主席責任制や最高指揮権の所在という核心部分に直接関わるものであり、現在の軍内の政治的文脈においては、案件が最高政治レベルで扱われていることを意味する。
「党を分裂させる」「中央を分裂させる」といった政治的評価は、中国共産党(中共)党内でも少数にしか用いられない、極めて高位に位置づけられる政治的評価である。通常は最高権力構造に対して実質的な脅威を与えたと認定された中枢的な人物を特定する場合にのみ適用するもので、公的文書で直接表現することはほとんどない。一方で、内部処分においては決定的な効力を持ち、その政治的意味は、後の処理の過程から推測されることが多い。1989年以降の趙紫陽元首相に対する党内処分は、その典型例。
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