トランプ氏が就任当日の関連イベントに出席した際、米国がパリ協定から離脱する手続きを開始したばかりの大統領令を手にしている様子(Jim Watson/AFP via Getty Images)

世界初 米国が正式に「パリ協定」から離脱

1月27日、米国はパリ協定から正式に離脱した世界で唯一の国となった。トランプ米大統領はこれまで何度もこの協定は米国の価値観や経済・環境目標に合致しないと表明してきた。

トランプ氏は昨年1月20日の就任当日に大統領令に署名し、米国の国連大使に対し、ただちに国連へ離脱の通告を行うよう指示した。

パリ協定では、締約国が正式に離脱するためには、少なくとも1年前に通告を行う必要があると定められている。このため、米国は今年1月27日になって、正式に離脱手続きを完了した。

トランプ氏は大統領令の中で、こうした国際協定は「米国の価値観および経済・環境目標にそぐわない」と指摘し、さらにその仕組みは米国の納税者の資金を、「支援の必要も価値もない国々」に移転させるものだとし、米国の主権と経済力を損なっていると批判した。

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