(Shutterstock)

五色豆で五臓を整える 体質別・豆の養生法

最近また感染症が流行し始めていますが、どの豆類が予防に役立つのでしょうか?  脾胃を整え、抗ウイルス作用のあるフジマメは、非常におすすめの食材です。体に熱がこもりやすかったり、炎症がひどい場合は、緑豆を取り入れるのも効果的です。シンプルな「五色豆スープ」を一杯飲むだけで、私たちの五臓六腑に心強いサポートを与えてくれます。

探検家ダン・ビュートナーは、世界の長寿地域を研究し、「ブルーゾーン」という概念を提唱しました。そこに暮らす人々は、ただ長生きするだけでなく、健康なまま年を重ねています。彼らの生活習慣には共通点があり、植物性の食事、定期的な運動、良好な人間関係、適度なストレス管理、十分な睡眠などが挙げられます。そして、豆類はブルーゾーンの食生活に共通する要素の一つです。

中医学では、豆の色に養生のヒントが隠されているとされます。赤い豆は「心」、緑の豆は「肝」、黄色い豆は「脾胃」、白い豆は「肺」、黒い豆は「腎」に対応しています。どの臓器が弱っているかに応じて、色に対応した豆や雑穀を取り入れることで、その臓器を補養することができます。

▶ 続きを読む
関連記事
シミは単なる加齢や紫外線だけでなく、体内バランスの乱れのサインとも考えられます。冷たい飲食や血流低下が影響し、食養生によって内側から整えることが重要です。
春は肝の働きが高まり、血糖が乱れやすい季節。鮭と大根、春菊、柿の葉茶を取り入れ、体の熱をしずめ、うるおいと脾胃の働きを補いながら、自然な血糖管理を助けます。
発熱は体の防御反応であり、必ずしも抑えるべきものではない。解熱薬の使用に関する議論がある中で、中医学では体のバランスを整えながら自然に回復を促す方法が重視されている。
春は肝と心のバランスが乱れやすく、不眠やイライラが起こりやすい季節。トマトや牛肉などを組み合わせた五行食養により、気血を補い、心の火を鎮め、安眠と精神の安定をサポートします。
血糖が安定しない原因は、薬だけでは解決できません。食べ方・習慣・時間のズレが大きく影響しています。中医師がすすめる「食材と整え方」を解説します。