研究によると、地球の核にははるかに豊富な金が存在し、地表に漏れ出しているという。写真は金塊の山。(Shutterstock)

研究:地球の核の金がマントルを通じ地表へ

世界で最も多くの金が保存されている場所というと、アメリカの「フォートノックス」を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし実は、地球の核にはそれをはるかに超える莫大な量の金が存在しており、マントルを通じて地表に漏れ出していることが研究で示されました。

ドイツ・ゲッティンゲン大学が昨年5月22日に公表した研究では、地球全体のおよそ99.999%以上の金とその他の貴金属が、厚さ約3,000kmの硬いマントルの下、つまり地球の金属核に閉じ込められていると発表しています。これらは人類の手の届かない場所にあります。

今回、同大学の研究者たちは、アメリカ・ハワイ諸島の火山岩の中に、貴金属であるルテニウムの痕跡を発見しました。通常のルテニウムとは異なり、地球の核から漏れ出したものである可能性が高いと見られています。

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