張又侠の拘束場所が判明か 蔡奇が現地で直接指揮との情報
先日、元上海の実業家である胡力任氏が、北京の当局者からの情報として、中国共産党(中共)中央軍事委員会の元副主席である張又侠(ちょう・ゆうきょう)が、現在、河北省廊坊市固安にある中央警衛局の閉鎖的な基地に拘束されており、蔡奇(さい・き)がその審査と処分を統括していると明らかにした。この説は当局によって公式に確認されたものではないが、現在の共産党上層部の権力運用と軍内部の粛清に対する外部の関心を強く引き起こしている。
胡力任氏は2月1日、大紀元の取材に対し、得られた情報は現在も現職にある北京の高官からのものであると語った。その官僚は、張又侠は拘束後、北京の都心部ではなく、北京の真南に位置する河北省廊坊市固安一帯の中央警衛局訓練・閉鎖施設に移送されたと明言した。
公開資料によると、河北省廊坊市固安県は、北は永定河を挟んで北京市と向かい合っている。北京の天安門からは50キロ、北京大興国際空港からは8キロの距離にある。
胡氏の分析によれば、北京中心部は土地と安全保障上のリソースが極めて逼迫しているため、中央警衛局は何年も前から訓練、審査、拘束といった機能の一部を廊坊・固安ラインへと外郭化させてきた。これらの施設は交通の便が良く、管理が厳重であり、中南海との迅速な連携を維持しつつ外部の視線を遮断できるため、「高度に敏感な対象」を扱うのに適している。
関連記事
2026年、中国共産党軍で進行する苛烈な大粛清を分析。習近平が自ら抜擢した将官さえ次々と葬り去る異常事態は、軍の指揮系統を麻痺させている。独裁者が求める「絶対的な安全」が国家最大の危機を招く
中国の全人代常務委員会で軍将領9人が一斉に罷免された。これは習近平が進める軍浄化の加速と「軍改革」の綻びを示唆している。一方で有力者の張又侠らは免れており、軍内部で激しい権力闘争が続く
米ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は、習近平が軍に対して行っている大規模な粛清が、中共軍の作戦能力に疑念を抱かせる要因になっていると発表した
中国共産党の重鎮、張又俠と劉振立の罪状が「政治問題」から「官職売買」へ変遷。軍内での権力闘争を汚職事件として処理し、刑事手続きを容易にする当局の狙いを、軍内部の情報筋や専門家の分析に基づき詳報する
軍関係者に近い人物によると、中共当局が張又俠と劉振立を「官職売買」の疑いで処罰する方向で準備を進めている