中国における競業避止条項の濫用が経済を破滅させている
見過ごされがちだが、競業避止義務条項(NCC)の不適切な運用は経済活動を深刻に抑制し得る。競業避止条項とは、在職中または退職・取引終了後に、自社と競合する事業や行為(転職・起業)を一定期間制限する契約だ。経済活動をの抑制効果は中国の事例がそれを示している。
かつては熟練労働者や企業幹部の知的財産を守る限定的な手段だった条項が、中国では労働市場を縛る足かせとなった。NCCは労働移動を阻害し、起業を抑え、失業を拡大させている。他国はこの状況を回避するべきである。
2025年7月時点で中国の若年失業率は17.8%に達し、米国のほぼ2倍となった。オンライン求人プラットフォームの智聯招聘が2023年にまとめた報告書をワシントン・ポストが引用し、中国の大学卒業生の多くは「学歴は就職活動における最低条件にすぎず、優位性ではない」と指摘している。China Admissionsなどのプラットフォームは、大学卒業後に就職するには修士号取得を勧めている。
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