中央軍事委員会の高級幹部の粛清後 委員会内部に緊張の兆し
中国共産党軍と密接な関係を持つ複数の関係者によると、中国の最高軍事機関である中央軍事委員会内部で、最近の高級将官に対する調査を受けて異例の緊張の兆しが表れているという。
これらの関係者は報復を恐れ、匿名または姓のみを明らかにする条件でThe Epoch Timesに語った。
複数の軍関係者は、中央軍事委員会の日常業務が従来の慣行から逸脱していると明らかにした。これまで副主席が統括または調整してきた任務が、現在は異なる形で処理され、従来ほどの中央集権的な統制が及んでいないことが多いという。
関連記事
中国共産党の習近平がこのところ、元総書記の江沢民を異例ともいえる形で称賛している。専門家は、その背景には、共産党大会の次回開催を前にした習近平の権力維持に向けた思惑があると分析している。
中国の元首相・朱鎔基への献花は管理され、ネット投稿も制限か。当局は、追悼が政府への不満に広がることを恐れている
中共の治安・司法部門で過去の事件をさかのぼる大規模調査が進んでいる。権力と金銭をめぐる癒着や軽い量刑を再調査し、海外移住者には国内の家族を通じて帰国を求める動きも出ている
江沢民の生誕100年大会が北京で開催。温家宝や王岐山らが出席する一方、胡錦濤は姿を見せず。かつての党指導部の出欠が、習近平体制下の「政治の風向き」を映すとして注目されている
中国の元首相・朱鎔基の告別式が18日、北京で開かれる。注目は胡錦濤ら長老の出席だ。中共指導部の「異変」を読み解く上でも重要な場となる。