2026年2月7日、日本の東京にある礫川公園に到着した、日本の内閣総理大臣であり自由民主党(自民党)総裁の高市早苗氏。2月8日には衆議院議員総選挙が投開票され、全国の有権者が投票所へ足を運ぶ。(写真:青山剛/ゲッティイメージズ)

衆院選 高市自民が単独過半数を確保 「中道改革連合」は退潮

令和8年2月8日、第51回衆議院議員総選挙の投開票が行われ、即日開票された。開票速報によれば、高市早苗首相率いる自民党は、定数465の過半数となる233議席以上を単独で獲得することが確実な情勢となった。一方で、立憲民主党と公明党が結成した「中道改革連合」は、公示前の167議席から大幅に議席を減らす見通しとなり、明暗が分かれる結果となった。

今回の選挙戦は、自民198議席、日本維新の会34議席の計232議席という与党勢力でスタートした。高市首相は勝敗ラインを「与党で過半数(233議席)」と慎重に設定していたが、結果は党内のベテラン勢が求めた「単独過半数」という高いハードルをも超える勢いを見せた。

単独過半数の確保は、政権運営において決定的な意味を持つ。衆院において法案や予算案、条約承認を単独で可決できるだけでなく、首相指名においても優位に立てるからである。また、注目区の一つでは、自民の森下千里氏が中道改革連合の安住淳氏を破るなど、象徴的な勝利も報じられた。

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