環境保護庁長官リー・ゼルディン氏が、2025年5月20日、ワシントンのキャピトル・ヒルで米下院環境小委員会に証言する(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

オバマ時代の二酸化炭素排出に関する「危惧判定」を撤回へ =米環境保護庁

トランプ米政権は、2025年夏に掲げた公約を履行し、長らく待ち望まれていた決定を下した。それは、アメリカの産業界に温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)排出規制を課すために利用されてきた、オバマ政権制定の政策を撤回するというものだ。

ホワイトハウスのレビット報道官は2月10日、記者団に対し、「これはアメリカ史上最大の規制緩和措置となり、国民を苦しめてきた規制を排除することで、1.3兆ドルの節約につながるだろう」と語った。

EPA(環境保護庁:Environmental Protection Agency)の「危惧判定(Endangerment Finding)」は、地球温暖化を阻止する試みの一環として、米国内で販売される乗用車やトラックに課された排出規制の法的根拠となってきた。この危惧判定を撤回することは、車両からの温室効果ガス排出に対する連邦政府の規制を終わらせるだけでなく、最終的には発電所に対する二酸化炭素(CO2)排出規制の撤廃にもつながる可能性がある。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権下のFDAが、モデルナ社のmRNAインフルエンザワクチンの審査を拒否した。背景にはRFKジュニア氏が進める健康政策の転換があり、既存のワクチン開発や栄養指針を根底から覆す異例の事態となっている
Googleは米裁判所命令で中国Ipideaの住宅プロキシ網を無効化。900万台超のデバイス影響。中露などハッカーが悪用、SDK経由でアプリに潜入。Google Play Protect強化で消費者警戒呼びかけ
米BlazeTV司会者サラ・ゴンザレス氏がテキサスでH-1Bビザ悪用企業を調査。自宅登記企業に社員不在、狭室に椅子1脚のみ。移民局データで承認ビザ多数も、現地は空虚
米下院外交委員会が42対2で「AI監督法案」を可決。先端AIチップの中国輸出に武器並みの議会監督を義務化。トランプ政権の規制緩和に反発し、エヌビディアのブラックウェルチップ販売を2年禁止へ。上院でも審議進む