スマホが奪う「考える時間」 退屈が持つ本当の役割
脳が何かを伝えようとしているのに、聞く前にスマホに手が伸びてしまいます。
落ち着かずイライラする「退屈」という感覚は、注意力が短い証拠ではありません。人生が軌道から外れた時に知らせる生物学的な設計です。しかし、絶え間ないデジタル刺激が、その内なる羅針盤をホワイトノイズに変えてしまいました。
何百万人もの人が無限にスクロールし続け、心理学者が「欲望の欲望」と呼ぶ状態に囚われています。何かを欲したい気持ちはあるのに、どれもエネルギーを注ぐほど意味のあるものに感じられず、ただスクロールを続け、求めているものを見つけるためのシグナルをかき消してしまうのです。
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