2026年 中国共産党軍「大粛清」の最終審判
2026年2月26日、全国人民代表大会(全人代)常務委員会による名簿の更新は、まるで「爆弾」のように中国政界を根底から揺るがした。5名の上将、1名の中将、3名の少将を含む計9名の高級将官の全人代代表資格が、静かに抹消されたのである。
2012年の第18回党大会以来、一度も途切れることなく続いてきた整粛(しゅくせい)は、2026年初頭に至り、全軍を根こそぎにする「殲滅式」の政治的虐殺へと変貌した。
今回の失脚名簿の重さと範囲の広さは、寒気を覚えさせるものだ。
関連記事
中国の全人代常務委員会で軍将領9人が一斉に罷免された。これは習近平が進める軍浄化の加速と「軍改革」の綻びを示唆している。一方で有力者の張又侠らは免れており、軍内部で激しい権力闘争が続く
米ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は、習近平が軍に対して行っている大規模な粛清が、中共軍の作戦能力に疑念を抱かせる要因になっていると発表した
中国共産党の重鎮、張又俠と劉振立の罪状が「政治問題」から「官職売買」へ変遷。軍内での権力闘争を汚職事件として処理し、刑事手続きを容易にする当局の狙いを、軍内部の情報筋や専門家の分析に基づき詳報する
軍関係者に近い人物によると、中共当局が張又俠と劉振立を「官職売買」の疑いで処罰する方向で準備を進めている