ハメネイ殺害の舞台裏 イスラエルは交通カメラと警護ルートを掌握
イランの最高指導者ハメネイ師が、アメリカとイスラエルによる空爆で死亡した。英メディアは、イスラエルが長年にわたりイラン首都テヘランの交通カメラをハッキングし、ハメネイ師の警護員を厳重に監視していたと報じた。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、2月28日、イラン高官を警護する警護員や運転手は、テヘランのパストゥール通り付近で任務に就いていた。ハメネイ師はその後、同通り周辺でイスラエルによる空爆を受けて死亡した。当時、イスラエルは現場の動きを監視していたという。
事情に詳しい関係者2人によると、イスラエルは長年にわたりテヘランのほぼすべての交通カメラに侵入し、監視映像を暗号化してテルアビブやイスラエル南部のサーバーに送信していた。
関連記事
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破
米財務省は、イランの航空会社27社やマーハーン航空を支援する仲介業者などを制裁対象に指定した。航空・物流網を通じた物資調達を阻止し、イランへの経済的圧力を強める
米国の海上封鎖と強力な経済制裁により、深刻な経済危機に直面するイラン。石油輸出の激減や通貨安が進み、ホルムズ海峡を巡る交渉力も低下する
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る
ベッセント財務長官は、イラン政権を支援する国や企業に「距離を置くよう」警告した。トランプ政権は金融、航空、海運など幅広い分野で対イラン制裁を強化している