ホルムズ海峡の開放は中国の利益 米通商代表が指摘
米通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表は、世界のエネルギーの5分の1が通過する極めて重要な要衝、ホルムズ海峡の開放を維持し続けることは中国の利益になると、同国の通商当局者に伝えたことを明らかにした。
グリア氏は3月18日、ブルームバーグに対し「この貿易には下流工程への経済的影響がある」と語った。同大使は3月15日と16日にパリで中国の通商交渉担当者と会談し、この問題を提起した。
「ホルムズ海峡が開かれていることは貴国の利益になると短く伝えたのは確かだが、中国が実際に(防衛に)参加するかどうかという議論には踏み込まなかった」と同氏は述べた。
関連記事
トランプ大統領がイランに対して強硬な警告を発したことに加え、湾岸地域で新たなドローン攻撃が相次いだことを受け、18日、原油価格は1%超上昇し、アジア太平洋地域の株式市場は全面安
UAE、アル・ダフラ地域のバラカ原子力発電所にドローンが着弾したと発表
ルビオ米国務長官は5月14日、台湾政策に変更はないと表明し、中共に対し、武力によっていわゆる「統一」を推し進めれば、それは「恐ろしい過ち」になると警告。ホルムズ海峡情勢について、危機の解決は北京自身の利益にもかなうとの見方を示した
ホルムズ海峡に近いUAEフジャイラ沖で、停泊中の船舶が拿捕された可能性が浮上した。同船はイラン領海に向かったとみられ、通信も途絶えている
韓国の安圭伯国防相は5月13日、同国がホルムズ海峡での航行の安全確保に向けた活動への参加を視野に入れていると明らかにした。直接的な軍事行動には加わらず、ホルムズ海峡通航の支援や協力を段階的に進める方針だ