2025年9月24日、ニューヨークの国連本部で開催された国連総会の一般討論演説で演説する、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領(Photo by ANGELA WEISS/AFP via Getty Images)

イラン大統領 アメリカ国民に向けた公開書簡を発表 戦争について語る

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は1日水曜日、イランと米国の間で1ヶ月続く戦争において、対立は「コストがかかり無益」であるとする公開書簡を発表した。

「今日、世界は岐路に立っている。対立の道を歩み続けることは、かつてないほどコストがかかり、無益である。対立か関与かの選択は、現実的かつ重大なものであり、その結果はこれからの世代の未来を形作ることになるだろう」と、ペゼシュキアン氏は自身のXアカウントに英語で投稿した書簡の中で述べた。

この書簡の中で同氏は、トランプ米大統領が1日水曜朝に発信した「イラン大統領が終戦のための停戦を望んでいると述べた」というメッセージについては言及しなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の海上封鎖と強力な経済制裁により、深刻な経済危機に直面するイラン。石油輸出の激減や通貨安が進み、ホルムズ海峡を巡る交渉力も低下する
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る
ベッセント財務長官は、イラン政権を支援する国や企業に「距離を置くよう」警告した。トランプ政権は金融、航空、海運など幅広い分野で対イラン制裁を強化している
米国の経済的追放作戦の影響が表面化ている。イランが約7週間にわたり、ホルムズ海峡を通じた大規模な原油輸出を行っていないと報じられた。イラン大統領は9月1日、改めて停戦の意思を示した
EUは米国やG7と連携し、イランへの圧力を継続する方針を表明した。米主導の経済圧力策を歓迎し、和平交渉への参加や地域を不安定化させる活動の停止を要求。追加制裁の可能性にも言及した