新唐人

有人月探査「アルテミス2」史上最も遠い地点に NASA長官「地球外生命の証拠が見つかる可能性」

米航空宇宙局(NASA)の有人月周回ミッション「アルテミス2号」は4月6日、最大の注目局面を迎えた。4人の宇宙飛行士が人類で初めて月の裏側へ接近し、約6時間にわたり地上との通信が途絶する見通しだ。人類が月裏側を近距離で観測する初の機会であり、同時に史上最も遠方まで到達する有人飛行となる。NASAは強い期待感を示している。

飛行士のジェレミー・ハンセンさんは「ハッピー・イースター。信仰の違いを超えて、イエスの教えは愛という普遍的なものだ」と述べた。クリスティーナ・コックさんも「機内に卵を隠した。実際はフリーズドライのスクランブルエッグだが、楽しい試みだ」と語り、和やかな一幕を明かした。

6日午前0時41分(現地時間)ごろ、宇宙船は月の重力圏に正式に進入した。所定の軌道を維持しながら、神秘的な月裏側のフライバイ(接近通過)に備えている。コック飛行士は「すでに月の重力の影響下にあり、地球から離れるのではなく、月へ向かって落下している状態だ。驚くべき重要な節目だ」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
NASAが公開した54年前後の地球全景比較写真が話題だ。アポロ17号の「ザ・ブルー・マーブル」と、アルテミス2号が捉えた新時代の幕開けを告げる「ハロー・ワールド」。地球の美しさが人々の心を打つ
NASAは、月面基地建設や予算再配分による探査加速を鮮明にした。トランプ氏の主導で米国は、中国との宇宙覇権争いで圧倒的優位に立ち、月の戦略的支配を狙う
NASAがアルテミス2号の「オリオン」宇宙船から撮影された初の地球写真を公開。月遷移軌道投入後にリード・ワイズマン船長が捉えた、オーロラや明暗境界線が輝く神秘的な地球の姿は、50年ぶりの月帰還を象徴している
半世紀ぶりの有人月飛行に挑む「アルテミス2号」。選ばれた4名の精鋭が、巨大ロケットSLSと宇宙船オリオンで未知の深宇宙へ旅立つ。史上初の記録更新や最新の科学実験など、人類の未来を懸けた10日間の全貌に迫る