臓器移植手術のイメージ図(Jean-Sebastien Evrard/AFP)

中国の病院がドナー探しを医師の査定項目に導入

中国本土の病院では、臓器の強制摘出や不当な利益追求が、もはや当たり前の光景となっている。より多くの臓器ドナーを確保するため、最近、ある病院が臓器提供の促進を職務評価(昇進査定)の文書に盛り込んだ。医師にドナー探しをさせ、それを査定の加点対象とするこのニュースに、民衆は戦慄している。

中国官民メディアの1月20日の報道によると、最近、甘粛省定西市と広東省汕尾市が相次いで規定を打ち出し、「人体臓器提供」という行為を「見義勇為(正義の勇気ある行動)」の評価範囲に組み入れた。これ以前にも、山東省の東営市、浜州市、泰安市、河南省の漯河市が同様の規定を設けており、提供者は関連資料を添えて申請することで、職級の昇進や医療サービスにおいて優先権を享受できると強調している。

あるブロガーはかつて、ある医師が所属する病院の昇進評価基準を転載した。それによると、SCI(主要学術引用指数)論文の発表で0.5点、院内での献血参加で0.5点が加算されるが、「院内でドナーを発見し提供を成功させた場合」は、1回につき0.2点が加算されるという。

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