2025年5月16日、AIロゴ(Oleksii Pydsosonnii/The Epoch Times)

米下院報告書 中共 買収と窃取でAI覇権狙う

アメリカ連邦議会下院の中国共産党(中共)特別委員会は、中共が合法調達と違法な密輸の両方を通じて、先端半導体とAI開発能力の獲得を進めているとする詳細な調査報告書を公表した。報告書は、輸出規制の抜け穴をふさぎ、重要技術分野におけるアメリカの主導権を維持するため、複数の立法措置を講じるべきだと提言している。

下院の中共特別委員会は4月16日、「買えるものは買い、買えないものは盗む(Buy What It Can, Steal What It Must(PDF)」と題する詳細な調査報告書を発表した。

報告書によると、中共は国家資源を総動員してAIの自立化を進めているものの、そのAIエコシステムは、半導体製造装置、高性能半導体、AIモデル開発といった中核分野において、依然としてアメリカと同盟国のサプライチェーンに強く依存しているという。

▶ 続きを読む
関連記事
米国で中国人研究者や留学生に対する入国審査が厳格化している。2023年11月以降、到着した米空港で留学生20人の入国を拒否した。背景にあるのは、中国共産党や軍との接点を隠した技術流出への懸念だ
カナダのフォーシーズンズ・センターで予定されていた神韻芸術団の6公演が、虚偽の爆破予告によって中止された。爆破予告メールの送信者は4月3日、さらに中国語のメール2通を送り、自らが中国本土にいることを示唆する内容を記していた
カリフォルニア州選出のスウォルウェル連邦下院議員を巡り、中国女性スパイとの接触疑惑に関する過去の捜査資料の公開問題が再び波紋を広げている。FBIが資料公開を検討している中、同議員は中止を求めて反発している
ドイツの有力研究機関トップがファーウェイの海外研究開発責任者に転じたことを受け、政界で警戒感が広がっている。中国企業による先端人材の引き抜きが、安全保障上の新たな懸念として浮上している