2025年5月16日、AIロゴ(Oleksii Pydsosonnii/The Epoch Times)

米下院報告書 中共 買収と窃取でAI覇権狙う

アメリカ連邦議会下院の中国共産党(中共)特別委員会は、中共が合法調達と違法な密輸の両方を通じて、先端半導体とAI開発能力の獲得を進めているとする詳細な調査報告書を公表した。報告書は、輸出規制の抜け穴をふさぎ、重要技術分野におけるアメリカの主導権を維持するため、複数の立法措置を講じるべきだと提言している。

下院の中共特別委員会は4月16日、「買えるものは買い、買えないものは盗む(Buy What It Can, Steal What It Must(PDF)」と題する詳細な調査報告書を発表した。

報告書によると、中共は国家資源を総動員してAIの自立化を進めているものの、そのAIエコシステムは、半導体製造装置、高性能半導体、AIモデル開発といった中核分野において、依然としてアメリカと同盟国のサプライチェーンに強く依存しているという。

▶ 続きを読む
関連記事
米FBIのリーザーマン副長官は4月30日、中共がハッカーを外部委託する仕組みはすでに「制御不能」に陥っており、サイバー犯罪者に当局との関係を否定する口実を与えていると警告した
サイバーセキュリティ企業の調査で、中共系ハッカーが、米ワシントンのキューバ大使館のメールシステムに侵入し、外交官68人の通信記録を取得していた疑いが明らかになった
情報筋によると、イタリア政府は、サイバー・スパイ活動に関与し、COVID-19に関する医学研究データを盗み取った疑いのある中国籍の男、シュー・ザーウェイ容疑者を、アメリカで裁判にかけるため引き渡す方針を決めた
米国で中国人研究者や留学生に対する入国審査が厳格化している。2023年11月以降、到着した米空港で留学生20人の入国を拒否した。背景にあるのは、中国共産党や軍との接点を隠した技術流出への懸念だ