【分析】中共はなぜホルムズ海峡の封鎖解除を強く求めるのか
国際機関やアナリストの間では、ホルムズ海峡の封鎖によるエネルギー危機に加え、内需の低迷が重なり、中国経済の危機が一段と深刻化しているとの見方が広がっている。こうした中、中国共産党(中共)の習近平は4月20日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン王太子と電話会談を行い、海峡の通航維持を呼びかけた。サウジアラビアは、中東におけるアメリカの重要な戦略的同盟国の一つでもある。
中共外交部の発表によると、習近平は同日の会談で中東・湾岸情勢に言及し、「ホルムズ海峡は正常な通航を維持するべきだ」と強調した。中共当局はこれまでも同海峡の通航正常化への期待を繰り返し表明している。
一方、イランは今月17日にホルムズ海峡の開放を発表したものの、翌18日には決定を撤回した。アメリカとイランの暫定停戦協定が22日に期限を迎えるのを前に、トランプ大統領は21日、停戦期間の延長を発表した。ただし、米軍は引き続きイランに対する封鎖を維持し、戦闘態勢を継続する方針だ。
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