汚染水で作物栽培 農民も食べない食料が市場へ 中国
中国の農村で、水の異常な汚染が広がっている。見た目は紅茶のように赤く濁り、飲むことはもちろん、触れるのもためらうような水が、いまも農業に使われているという。
問題が明るみに出たのは、環境問題を発信するブロガーが河北省保定市の農村を訪れ、現地の様子を撮影したことがきっかけだった。そこでは、赤く濁った地下水で小麦を育てながらも、「自分たちは食べない」と語る農民の姿が映っていた。
動画の拡散で世論の批判が一気に高まり、当局への圧力が強まる中、地元当局はようやく調査に乗り出し、複数の井戸で水質基準を超える汚染を確認したと発表。原因は近くの化学工場からの排水とされ、水に含まれる汚れの量や塩分が基準を大きく上回っていた。
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