有田焼製造会社社長 「神韻は見たことのない芸術表現」

神韻新世界芸術団が5月8日午後、福岡市民ホールで第5公演を行い有田焼陶器製造会社の社長・森義久氏が公演を鑑賞し「かなり感動しました。本当に素晴らしかったです」と語った。

有田焼は日本を代表する磁器の一つで日本で最初に焼かれた磁器と見なされ、400年以上の歴史を誇る。その透き通るような白い磁肌に、繊細な染付や華やかな赤絵・金襴手(きんらんで・陶磁器に赤絵や色絵で文様を描き、その上から金で加飾した華やかな技法のこと)が特徴。江戸時代には伊万里港から積み出されたため「伊万里焼」とも呼ばれ、ヨーロッパの王侯貴族も魅了した。

森氏が最も驚いたのは大型スクリーンだという。

「演出の途中で、舞台とスクリーンの間を行き来したり入れ替わったりする場面があり、今までにない新しい芸術表現だと思った。本当に素晴らしかった。日本ではとてもこういうものは見られない」と語った。

また神韻公演の色使いには陶器製作の観点から「色使いはやはり中国らしく、赤・朱色を基調に、緑と黄色を組み合わせているのが素晴らしい。その色彩感覚には感服する」また衣装についても「非常に美しかった。やはり演者の踊りが何といっても素晴らしいから、衣装もいっそう映えた」と語った。

神韻の卓越した舞踊について、「女性はとてもしなやかで、上品さに心動かされた。男性は動きが力強く俊敏で、 皆さんスタイルがいいことに感動した」と述べた。

「オーケストラも最高によかった。音楽の強弱の起伏が明確で、高い音から低い音へ、ゆったりとした調べから急速な展開へと変幻自在だった。会場の観客全員が同様に心を動かされたのではないか」と語った。また二胡の演奏についても、しばらく考えた後「『素晴らしい』の言葉以外に表しようがない」と称賛した。

伝統文化の復興に尽力する神韻の芸術家たちに深く感銘を受け、「演者の皆さんから人間の本質というものが自然ににじみ出ていて、非常に良かった。演目の中に因果応報といった内容もあったが、日本にも同じような考え方がある」

「人に良くすれば良いことがある、悪くすれば良くない結果になる、これは普遍的な価値観だと確信している」と述べた。

演目中のソプラノ歌手の歌唱について絶賛し「マイクなしであれだけ遠くまで声が届いて、すごい迫力があり、声量には本当に驚いた」と感嘆した。

公演観賞後、今後の陶器制作に向けた収穫も大きく、「帰ってからも、今日見たさまざまな光景が次々と浮かんでくるでしょう」と語った。

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