2026年5月27日、ホワイトハウスで開かれた閣議で発言するトランプ大統領。(Kent Nishimura/AFP)

トランプ大統領、イランの高濃縮ウランの中ロへの移転に反対

トランプ米大統領は27日、イランの高濃縮ウランを中国またはロシアへ移転することに反対すると表明。閣議で「それは受け入れられない」と述べた。

中国・ロシアはいずれもイランと最も緊密な関係を持つ国だ。分析では、米国との停戦協議合意に向けてイランが高濃縮ウランを中国かロシアに移送することに同意する可能性があるとされてきたが、トランプ大統領はこれに明確に反対を示した形だ。

2015年にオバマ大統領(当時)が交渉妥結したイラン核合意では、ロシアがイランの高濃縮ウラン備蓄の一部を受け取った経緯がある。トランプ大統領は同合意について、イランの核兵器開発を阻止できない「悪い合意」だと一貫して批判してきた。

▶ 続きを読む
関連記事
米空母ジョージ・ワシントンが中東に到着し、長期任務を続けてきたエイブラハム・リンカーンから任務を引き継いだ。米軍によると交代は事前に計画されていた
トランプ大統領とベッセント財務長官は、イランに対して極めて厳しい経済圧力をかけると明言した。トランプ氏はイランに命綱を提供する国や企業にも責任を及ぼす方針だ
イランは、自分たちが有利な立場にあると考えている。中間選挙まで80日を切り、戦争は不人気だからである。イラン側は民主党が権力を握り、戦費を打ち切る可能性があると期待しているが、トランプ氏はイラン側にはない切り札を持っている
トランプ氏の婿、クシュナー氏はハマス、イスラエルのネタニヤフ首相と相次いで会談した。ハマスに武装解除を求め、ガザの非武装化について「30日以内に進展する可能性がある」と述べた
シリアの首都ダマスカスの裁判所は11日、アサド前大統領と弟のマヘル・アサドに死刑を言い渡した。