2026年6月11日、アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスの大統領執務室で文書に署名する前、記者団に対して発言した(Kent Nishimura/AFP)

トランプ大統領 米イラン合意が最終段階 欧州で数日内署名へ

アメリカのトランプ大統領は6月11日、ホワイトハウスで、イランとの紛争終結に向けた合意について、すでに大筋でまとまっており、現在、交渉担当者が最終調整を進めていると明らかにした。署名は数日以内にヨーロッパで行われる可能性があるとしている。

トランプ大統領は「先ほど、イランとの紛争に関して重要な合意案に達した」と述べたうえで、文書の最終確定は数日以内に完了する見通しだと説明した。また、署名式の場所については「おそらくヨーロッパになる」と述べた。

さらに、「株式市場は1千ポイント上昇した。合意が前向きに受け止められていることを示している」と話した。

▶ 続きを読む
関連記事
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破
米財務省は、イランの航空会社27社やマーハーン航空を支援する仲介業者などを制裁対象に指定した。航空・物流網を通じた物資調達を阻止し、イランへの経済的圧力を強める
米国の海上封鎖と強力な経済制裁により、深刻な経済危機に直面するイラン。石油輸出の激減や通貨安が進み、ホルムズ海峡を巡る交渉力も低下する
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る
ベッセント財務長官は、イラン政権を支援する国や企業に「距離を置くよう」警告した。トランプ政権は金融、航空、海運など幅広い分野で対イラン制裁を強化している