2024年3月5日、南シナ海のセカンド・トーマス礁(仁愛礁)に駐留する部隊への定期補給任務を実施していたフィリピン海軍のチャーター船に対し、中国海警局の船舶が放水砲を発射した。(Getty Images)

南シナ海で対中けん制 米がフィリピンに海上ドローン4機供与

アメリカはフィリピン軍に対し、海域監視能力の強化を目的として海上ドローン4機を供与した。南シナ海で中国共産(中共)政権との領有権問題に直面するフィリピンを支援する狙いがある。

在フィリピン米国大使館は6月23日の声明で、供与されたのは米オーシャン・エアロが製造した水上無人機「トリトン」4機で、総額は1300万ドル(約19億円)に上ると発表した。アメリカは今回の供与について、フィリピンおよび「自由で開かれたインド太平洋」への関与を示すものだとしている。

近年、中共政権は南シナ海で強硬的な姿勢を見せており、2016年の国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく仲裁裁判で法的根拠が否定された後も、スカボロー礁を含む海域に対する権利を主張し続けている。

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