原油価格 衝突前の水準に ホルムズ海峡再開で供給不安が緩和
アメリカとイランが停戦合意に達し、ホルムズ海峡の通航再開にも同意したことで、世界のエネルギー市場に落ち着きが戻りつつある。原油価格は6月25日、2月末の戦争勃発以降の上昇分を帳消しにし、衝突前の水準に戻った。天然ガス市場も第3四半期には徐々に落ち着きを取り戻し、供給量と価格は第4四半期にかけて衝突前の水準に近づくとみられる。
市場データによると、アメリカ産標準油種のWTI原油8月先物は1.66%下落し、1バレル約69ドルとなった。北海ブレント原油先物も1.79%下落し、1バレル73ドルを下回った。いずれも、2月に戦闘が始まる前の価格水準に戻った形だ。
市場調査会社Kplerのデータによれば、アメリカとイランが合意し、ホルムズ海峡の通航が再開されて以降、20隻以上のタンカーが同海峡を通過した。輸送された原油は計約3500万バレルに上る。
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