026年6月26日、北京で最も高いビルの麓に航空機の残骸があるとの目撃情報が寄せられたことを受け、人々が北京のCITICタワーの近くに集まった。目撃者が近くのビルから撮影した映像には、高さ528メートル(1,732フィート)のCITICタワーから立ち上る煙に向けて消防車が放水する様子が映し出されており、建物の横の地面には航空機の残骸が横たわっていた (Photo by Adek BERRY / AFP via Getty Images)

なぜ止められなかったのか? 中南海から7kmの「中国尊」への航空機激突に政府は震撼

北京市で最も高い109階の超高層ビル「中国尊」に飛行機が直接衝突した事件が、世界的に大きな注目を集めた。分析では、北京の防空システムが突破されたことで、複数の空域上の脆弱性が浮き彫りになったと指摘されている。

今回の事故機はアローラSA60Lという軽量スポーツ機である。カナダ・ヨーク大学の沈栄欽副教授のフェイスブックへの投稿によると、操縦していたのは劉俊華という名とみられており、単独で飛行訓練を実施していた。劉俊華氏は中信集団傘下のある幹部と同姓同名であるという。

国際シンクタンクおよび民間航空の航跡追跡記録によると、事故当日午後5時30分に石仏寺飛行場を離陸し、10分後に帰還する予定だったが、突然航路を逸脱し、連絡が途絶えた。

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