GettyImages

北京高層ビル衝突 「個人的理由」とする中共発表に広がる不信

中国共産党(中共)当局は最近、先日発生した小型機の「シティックタワー(中国尊)」衝突事件について、操縦していたのは66歳の男性だったと発表した。当局はこの事件を「個人的な理由で公共の安全を危険にさらした事件」と位置づけ、男性は長年にわたり不眠や不安に悩まされていたと説明した。しかし、当局は火消しを図っているものの、疑問を呈する声は絶えない。

北京市朝陽区のWeChatアカウントは2日、小型機を操縦して北京の高層ビルへ突入した人物は、北京市在住の66歳の劉という男で、フリーランスとして働き、離婚後は一人暮らしをしていたと発表した。

発表によると、男は長年不眠や不安に悩まされ、何度も自殺を考えたことがあり、そのため今回の事件は「個人的な理由で公共の安全を危険にさらした事件」と認定されたという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国では大学進学の「志望校選び」をAIに任せる受験生が急増。しかし同じ成績でもAIごとに推薦する大学や合格判定はバラバラで、誤情報も
汚職幹部は失脚、告発者は実刑。中国で、汚職を告発した男性に下された判決に、「これでは腐敗はなくならない」と不安の声が広がっている
今年5月、トヨタ、ホンダ、日産の自動車大手3社は、中国での販売台数がそろって大きく減少した。なかでもホンダは前年同月比で約49%減となり、3社の中で最も大きく落ち込んだ
「世界経済が悪いのではない。悪いのは中国だけだ」と率直に語り、中国で大きな反響を呼んだ元清華大准教授が、今度は学生に通報され、警察に事情を聞かれた