EU 少額小包に一律3ユーロ課税 中国発ECサイトへの規制強化
EUは7月1日、価格が150ユーロ以下の少額小包に対し、1件あたり一律3ユーロの関税を導入した。主に中国から流入する大量の低価格商品に対応する狙いがある。アメリカが小額貨物の免税制度を廃止した動きとも足並みをそろえるもので、米欧で中国発のECサイトに対する規制が強まっている。
この関税は、小包に含まれる商品の関税分類、いわゆるHSコードの数に応じて課す。小包に3種類の異なる品目が入っていれば9ユーロを課す。一方、同一品目の衣類や玩具が複数入っている場合は、3ユーロのみとなる。
今回の3ユーロ関税は暫定措置である。2026年11月1日からは、急増する小包の通関処理にかかる費用を補うため、EUは追加の処理手数料を課す可能性がある。手数料の水準は定期的に見直す。2028年7月1日に新たなEU税関データセンターが正式に稼働した後、これらの費用は品目別に課す通常の関税に置き換えられる見通しだ。
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