米財務省 イランの石油販売制裁免除を撤回 ホルムズ海峡タンカー攻撃受け
イランがホルムズ海峡付近でタンカーを攻撃したことを受け、アメリカ財務省は7月7日午後、イランによる石油・石油化学製品の販売を認めていた制裁免除を撤回した。これにより、イラン政権の重要な収入源は大きな打撃を受けることになる。
アメリカ財務省外国資産管理局(OFAC)は、この決定を同日から発効すると発表した。アメリカ財務省は6月21日、イランとの間で交わした14項目の了解覚書に基づき、協議期間中、イランによる原油、石油化学製品、石油製品の販売を認める制裁免除を与えていた。
OFACは同日の公告で、イランに対する「一般許可X」を撤回し、7月7日以降は「一般許可X1」に完全に置き換えたと説明した。X1は、一般許可Xに基づいてすでに始まっていた取引について、企業が7月17日までに清算・終了することを認めている。一方で、7月7日以降の新たな取引を禁止する。これには、イラン産原油、石油化学製品、石油製品の購入や積み込みも含む。
関連記事
トランプ米大統領は29日、米国はイランのあらゆる動向を把握しており、「ピックアックス山」の核施設を厳重に監視していると語り、イランをけん制
ヘグセス米国防長官は上院公聴会で、米イラン戦争中に中国とロシアが「程度の差はあるが」イランの活動を支援していたと証言した。中東、欧州、太平洋で米国が直面する軍事的脅威にも言及
イラン大統領府向けの機密報告書で、国民の政府への怒りや政権不信が深刻化していることが明らかになった。80%超が食料不足に直面し、専門家は新たな抗議の可能性を指摘している
米軍が来週にも、イランのエネルギー施設や発電所への空爆に踏み切る可能性があると報じられた。一方、トランプ氏は、イラン側が米国に接触し、合意を求めてきたと説明。さらに、米国人1人が釈放されたことも明らかにした
米軍がイラン港湾への海上封鎖を再開し、イランは輸出ルート封鎖を警告した。ホルムズ海峡や紅海の航路に危機が広がり、原油価格も上昇している