欧州委員会は7月9日、中国産アヒル肉のダンピング疑惑について調査を開始した(祥龍/大紀元)

EU対中貿易摩擦が農業分野へ 中国産アヒル肉にダンピング調査

EU域内の複数の生産者が、中国産アヒル肉の不当に安い輸入価格によって業界が打撃を受けていると訴えた。欧州委員会は7月9日、中国産アヒル肉のダンピング疑惑について調査を開始した。北京ダックに使われるアヒル肉をめぐる今回の問題は、EUと中国の貿易摩擦をさらに強めている。

今回の調査は、EUと中国の関係が緊張する中で始まった。EUは安価な中国製品の流入から域内市場を守ろうとしている。一方、中国共産党(中共)側は利益の大きい欧州市場への輸出を維持しようとしている。欧州委員会は、EUと中国の貿易赤字が拡大し、現在では1日あたり10億ユーロに達しているとして、「持続不可能だ」と問題視している。

欧州委員会によると、中国の北京ダック用アヒルの生産者は、中共の五か年計画に基づく補助金、優遇融資、安価な大豆飼料の恩恵を受けている。

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