長期金利2.9% 30年ぶり高水準 市場は財政の何を問うているのか
7月9日の国内債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時2.900%に上昇した。1996年9月以来、約30年ぶりの高水準である。前日比では0.035%の上昇となった。中東情勢が再び緊迫して原油価格が上昇し、インフレ懸念に伴う債券売りが強まった。
直接の引き金は原油である。だが長期金利は5月18日に一時2.8%をつけるなど、この間水準を切り上げてきた。債権価格と利回りは逆相関になっており、債券価格は下落すると利回りがあがる。
ここにきて高市早苗政権の積極財政による財政悪化リスクを意識した債券売りが続いているという声もあがっている。
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