米軍がイラン追加空爆 約140標的攻撃 ホルムズ海峡めぐり対立激化
アメリカとイランの対立が一段と激しくなっている。7月12日、イランは湾岸諸国にあるアメリカ軍の施設を攻撃した。同じ12日の夜、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、イランに対して追加の攻撃を行ったと発表した。アメリカのドナルド・トランプ大統領と中央軍は、イランがホルムズ海峡を封鎖したとする主張をいずれも否定している。
中央軍は12日、SNS「X」に投稿し、「アメリカ東部時間きょう午後5時、アメリカ中央軍の部隊はイランに対する追加攻撃を開始した」とした。そのうえで、「この攻撃は、ホルムズ海峡を自由に通行する民間の船員や商船を攻撃するイランの能力を継続的に弱めることを目的としている。アメリカ軍の最高司令官は、こうした攻撃の実施を命じており、中央軍はイラン部隊に対して責任を問う」と述べた。
イランのメディアは12日、国内の複数の場所で爆発が起きたと伝えた。
関連記事
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
紅海情勢の緊迫を受け、サウジアラビアが中国共産党に協力を要請。中国はイランにフーシ派への影響力行使を求めたが、イラン側は応じなかったとされる。迎撃ミサイル不足や中東のエネルギー輸送への影響も浮上している
米中間選挙を控える中、イラン情勢の激変が米政治に与える影響を分析。経済的困窮やクルド勢力の蜂起がもたらす体制危機の現実と、イラン側の思惑のズレを暴き、中東の激変が米国の外交・選挙力学を一変させる可能性を鋭く突く
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破