イメージ画像。出勤前に集まり説明を聞く、中国のフードデリバリー大手、美団(メイトゥアン)の配達員たちの様子。2025年8月21日、北京。(WANG ZHAO/AFP via Getty Images)
写真や位置情報を報告 8400万人の働き手を管理へ

中国で配達員が「流動哨兵」に 街の情報を集める監視役

料理を届ける配達員が、実は「街を見回る監視役」でもある。中国では、そんな仕組みづくりが進んでいる。

中国共産党は23日、フードデリバリー配達員や配車サービスの運転手など、会社や組織に縛られない働き手への管理を強める方針を打ち出した。党組織を職場に設け、政治活動を広げるほか、一部地域では配達中に街の異変を見つけると、写真や位置情報を行政へ送る仕組みも導入されている。

中国では、こうした新しい働き方をする人が約8400万人に上る。毎日、住宅街や商店街を回り、多くの人と接するため、当局は「管理が及びにくい一方で、大きな影響力を持つ集団」とみている。

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