中共幹部3人を党籍剥奪、温家宝元首相の秘書に「偽造身分証」の異例罪名
中国共産党(中共)中央規律検査委員会(中紀委)は7月23日、元幹部3人に対する処分を相次いで発表した。
元水利部副部長で温家宝元首相の秘書を務めた田学斌は、偽造された身分証明書の取得・使用を指摘された。チベット自治区人民代表大会常務委員会の元副主任、王峻は業務上の秘密を漏らしたとされ、中南大学の元副学長、郭学益は会議費を不正に取得し、着服したとされる。
中共当局は同日、3人の党籍を剥奪し、公職から追放する処分を発表した。容疑事実については、審査・起訴のため検察機関に送致した。
関連記事
中共中央軍事委員会副主席の張又侠と、同委統合参謀部参謀長の劉振立が今月28日、解任された。1月の「重大な規律違反」調査発表から半年余り。なぜこれほど時間がかかったのか。習近平の軍統制に何が起きているのか。
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
今年上半期、中国で新エネルギーによって発電された電力のうち、出力抑制で利用されなかった量は約360テラワット時 […]
中国で2026年上半期、100社を超える上場企業が税金や延滞金の追加納付を求められ、総額は77億元に達した。地方財政が逼迫するなか、企業への追徴課税や税務調査が強まっている
中国を製造大国へと導いた元首相・朱鎔基の足跡を辿る論評。WTO加盟や税制改革など現代の繁栄を築いた剛腕の功績と痛みを振り返り、現体制下で進む改革の形骸化を通じて全体主義の危うさを問い直す