中国共産党は、西側の人々を共産主義者に改宗させる必要などない。 自らが何を信じているのかを不確かにさせ、自らの文明が守るに値するものかどうかを疑わせるだけで、目的は達せられるのだ(Shutterstock)
「地盤が抜かれた後で」シリーズ 第四篇

北京は何を見つめているのか 中国批判をためらう社会のつくり方 【地盤が抜かれた後で(4)】

並べて論じられることが極めて少ない、二つの事実がある。 

中国共産党は国内において、文化的な異見を厳しく統制している。 その一方で国際的には、西側社会の多文化主義、人種や性別などの属性で分断を煽る「アイデンティティ政治」、そして反西側言説を積極的に支援している。

これは矛盾ではない。一つの完結した戦略だ。

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