2026年7月23日、米フィラデルフィアで開かれた国際数学者会議で、フィールズ賞を受賞した鄧宇、ジョン・パードン、ジェイコブ・ツィマーマン、王虹(左から)(Erin Blewett/AFP)

中国籍2人がフィールズ賞 中共の民族主義宣伝が思わぬ逆風

欧米を拠点に研究・教育活動を続ける中国籍の数学者、王虹さんと鄧煜さんが、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞を受賞した。中国共産党(中共)官製メディアは両氏の受賞を大々的に報じたが、2人はいずれも北京大学で学んだ後、海外で研究を続け、主要な成果を上げている。

王虹さんは受賞後、フランス高等科学研究所をはじめとする海外の研究機関への感謝を語った。一方、北京大学時代については「生き残るだけでも大変だった」と振り返った。中国のネット上では、「この数日、最もばつの悪い思いをしているのは北京大学ではないか」との声も上がっている。

7月23日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで、「数学界のノーベル賞」とも呼ばれるフィールズ賞が、中国籍の若手数学者、王虹さんと鄧煜さんに授与された。中国籍の研究者が同賞を受賞するのは初めてだ。

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