2025年、陝西省の陳情窓口前に集まった住民ら。現場では警察が警戒し、陳情者たちは連名で告発文への署名を集めたという。(提供写真)
本紙取材で判明 郵便局が告発の手紙を開封・検査、発送拒否も

中国の郵便局 告発郵便を検閲か

中国共産党党首・習近平の地元、陝西省では、司法腐敗が深刻で、冤罪も後を絶たない。司法の不正を告発した住民が拘束や迫害を受け、障害を負ったり、命を落としたりしたケースも少なくない。

こうした中、本紙の取材で、地方政府が郵便局に対し、北京へ送る告発や陳情の手紙を厳しく検査するよう指示し、役人の名前が書かれた郵便は発送を認めない対応を取っている実態が明らかになった。

複数の住民によると、今年5月ごろから陝西省内の複数の郵便局で検査が始まった。封筒に役人の名前や事件名を書くことを禁止、手紙は開封して中身を確認する。自分で封をすることは認められず、郵便局員が内容を確認した後で封をして発送するという。

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