ロシアのタンカーを写した写真(Mikhail Mordasov/AFP)

中国がロシア産原油を大量調達 イラン戦争で減った中東依存を補填

最新の情報によると、中国の国有企業「中国石油化工集団有限公司」(Sinopec、中石化)は、イランでの戦争による中東の原油供給の減少に対応するため、ロシア極東産の原油の調達を大きく増やしている。

ロイターが事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、中石化はロシア東シベリア・太平洋(ESPO)ブレンド原油を30~40隻分購入しており、引き渡しは7月から9月にかけて行われる予定である。これは日量約24万1,000~32万バレルにあたり、同社の1日あたり520万バレルの製油能力の5~6%に相当する。

イギリスのエネルギーデータ分析会社Vortexaの中国原油市場チーフアナリスト、エマ・リー(Emma Li)氏によると、中石化は7月に約740万バレルのESPO原油を受け入れ、その多くが山東省の日照港に運ばれた。8月と9月についても、それぞれ少なくとも10隻分を追加で購入しているという。

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