英海軍の無人艇 中国のIPと通信 カメラに中国製部品
英海軍が使用する無人水上艇に搭載されたカメラが、中国国内のIPアドレスと通信していたことが分かった。カメラには中国製部品が使われていた。英紙「デイリー・テレグラフ」が8月9日に報じた。
英国防省は問題のカメラをネットワークから遮断し、詳しい調査を実施した。現時点で、機密データの流出や軍事システムへの侵入を示す証拠は確認されていない。
報道によると、英海軍は今年3月から、クラーケン・テクノロジー・グループが提供するK3 Scout無人水上艇(USV)を使用している。主に英海兵隊の沿岸部隊と第47コマンド部隊が運用している。
関連記事
ドイツ検察当局が、ナチス政権下で迫害されたユダヤ人の子孫を装い、ドイツ国籍を不正取得した疑いで32人を捜査。少なくとも28人が中国籍で、偽造書類や架空の血縁関係が使われたという
欧州金属協会がEU本部前に棺を並べ、中国製部品の安値流入への対策強化を要求。欧州製造業の空洞化や雇用喪失への懸念が高まる中、EUの対中貿易措置の行方に注目があつまる
ベルギー検察は、半導体メーカーBelGaNの元幹部をスパイ活動の疑いで拘束した。窒化ガリウム半導体の知的財産や営業秘密が中国企業に流出した可能性を捜査
EUはグリーンランドに2億ユーロを投資すると発表した。通信、クリーンエネルギー、重要鉱物を重点分野とし、北極圏で存在感を強める中国共産党とロシアへの警戒も背景にある
軍も産業もエネルギーなしには動かない。脱炭素を急ぐEUと、エネルギー・産業基盤を確保する中国共産党。その差が、ヨーロッパの防衛力と戦略的自立を左右している