「先生を育てる学校」も生き残り模索
子どもが減り、幼稚園も教員も減る中国 教員養成校は「介護」など新分野へ
子どもが減れば、幼稚園が減る。幼稚園が減れば、先生もいらなくなる。中国でいま、少子化の影響が教育現場にはっきりと表れ始めている。
中国の幼稚園教員は2025年だけで約22万人減り、3年間では約63万人減少した。幼稚園も2025年の1年間で約2万1400園減り、園児は約358万人減った。
理由は、子どもの急減だ。中国の出生数は2021年の1062万人から2025年には792万人まで落ち込み、4年間で270万人減少した。生まれる子どもが減った影響が、園児不足、幼稚園の閉鎖、教員の仕事減少へと広がっている。
関連記事
中国の不動産富豪、潘石屹氏が私的な会食で、任志強の拘束や習近平を批判する書簡について語る動画が流出した。書簡は11人に送られ、その後複数人が拘束されたという
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
中国の土地譲渡収入は2026年1~8月に前年同期比28.6%減少した。地方政府の財政や債務返済への影響が懸念され、「土地財政」が歴史的使命を終える可能性を指摘している
アリババは宅配大手ZTOエクスプレス株を約5億ドルで売却した。過去2年間の資産売却額は200億元を超え、非中核事業を縮小しながらAIとクラウドへの投資を加速している
2026年の最初の8か月間に、中国の「一帯一路」参加国への非金融分野の直接投資は前年同期比11.3%減少し、中国全体の海外非金融分野の直接投資も14.4%減少した。