問題は習近平だけではない 共産主義そのものだ
共産主義者やその同類にとって、真実とは、党がその時点で掲げている方針そのものである。それは、新しい方針に取って代わるまでのことである。
これが、ジョージ・オーウェルの偉大な小説『1984年』のテーマである。主人公のウィンストン・スミスは真理省で働き、現在の党の方針と一致するよう、絶えず歴史記録を書き換えている。特に、粛清された者たちは、まるで最初から存在しなかったかのように、存在しない人間にされるのである。
共産主義中国では、1949年以来、ソ連が誕生してから崩壊するまでそうであったのと同様に、真実はまさにこの方法で一貫して、そして継続的に包装されてきた。したがって、ヨシフ・スターリンの秘密警察長官ラヴレンチー・パーヴロヴィチ・ベリヤが後継者たちによって処刑された際、『ソビエト大百科事典』の購読者には、ベリヤを称賛するページを、ベーリング海に関する追加資料に差し替えるよう指示が届いた。ベリヤは存在しない人間にされたのである。
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