2026年8月25日、テヘランのガソリンスタンドでは給油を待つ列 (AFP via Getty Images)

イランで抗議再燃 ガソリン給油に長蛇の列、買いだめ広がる

アメリカが制裁を一段と強化する中、イラン経済への圧力が高まっている。ここ数週間、首都テヘランでは多くのガソリンスタンドに長い列ができ、一部では給油まで2時間以上待つ状況となった。通貨リアルは過去最安値に下落し、物価も上昇を続けている。生活必需品をツケで買う家庭も現れ、一部の産業では労働者による抗議も起きている。

ベッセント米財務長官は今週、「経済的追放作戦」の開始を発表した。テヘランを世界経済から切り離すことを目的としている。

アメリカ側は、この作戦によってイラン政権とイラン革命防衛隊の経済的な生命線を断つとしており、イランとの商取引を続ける国には二次制裁が科される恐れがあると警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党の未登録代理人として起訴された張婉瑩の事件をめぐり、元米防諜当局者が中共国家安全部の活動手法について説明。任務の分担や移動経路、通信方法などを挙げた
イランが戦闘再開に備えてミサイル備蓄を再建し、米国系ハイテクインフラへの攻撃を警告している。海上封鎖や経済難を背景に先制攻撃の懸念が高まる中、イスラエルも警戒態勢を強化。緊迫化する中東情勢を報じる
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
紅海情勢の緊迫を受け、サウジアラビアが中国共産党に協力を要請。中国はイランにフーシ派への影響力行使を求めたが、イラン側は応じなかったとされる。迎撃ミサイル不足や中東のエネルギー輸送への影響も浮上している