2022年3月10日、習近平が北京の人民大会堂で開催された中国人民政治協商会議(CPPCC)の閉幕会議に到着した。(GettyImages)

張又侠ら失脚の余波 習近平「権力はあれど軍を動かせず」=専門家

中国共産党当局はこのほど、中央軍事委員会副主席の張又俠と軍事委員会委員の劉振立の解任を正式に発表した。習近平の軍内「側近中の側近」とみられていた鍾紹軍の解任も同時に公告された。専門家は「人民解放軍には軍全体を束ねられる実力者がもはや存在せず、習近平は権力を持ちながら軍を動かせない状況に陥っており、軍による『ソフトな抵抗』に直面するだろう」と分析している。

先月28日、中共第14期全国人民代表大会常務委員会は決議を採択し、張又俠の中央軍事委員会副主席職を解任、劉振立の軍事委員会委員職を解任するとともに、両名の全国人大代表資格を剥奪した。

張又俠はこれまで習近平の盟友であり、共産党内で最も権勢を誇る将軍と目されてきた。劉振立は軍事委員会聯合参謀部参謀長を兼任し、軍の作戦立案と統合作戦指揮を担ってきた。

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