中国の人権活動家で企業家の沈啓家さん(スクリーンショット)

中国反体制活動家 命懸けの亡命 道中で相次ぐ中国人の越境

中国で長年、当局への抗議活動を続けてきた反体制活動家かつ企業家の沈啓家氏(65)が、逮捕を逃れるため国外に脱出し、ドイツで庇護を申請している。クロアチア国境付近では山中を徒歩で越え、何度も転倒しながらスロベニアに入ったという。

9月上旬のある深夜、沈啓家さんは、体力をほとんど使い果たした状態で、クロアチア国境近くの山中を必死に進んでいた。

同行者とはぐれたため、真っ暗で見知らぬ山の中を1人で歩くことになった。周囲は崖だらけで、山道は厚さ50センチほどの落ち葉に覆われていた。足を踏み外した際には、そのまま5、6メートル転げ落ち、危うく崖から転落しかけた。腰を負傷し、両脚の皮膚も木や枝で広い範囲が傷ついた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の小学校在籍者数が2025年、前年から406万人減少した。小学校も8千校減り、空き校舎を高齢者施設などに転用する動きが進む。一方、60歳以上の人口は3億2338万人に増え、高齢化が加速している
米アップルは10日、2026年秋の新製品発表会を開き、iPhone 18 Proシリーズなどの新製品を正式に発表した。発売前にもかかわらず、中国本土ではすでに多くの業者が折り畳みiPhoneの予約代行サービスを出品しており、転売業者による購入代行料は最高で約11万円に達している
中国とネパール国境の土石流災害で、11日間トンネルに閉じ込められていた中国人男性をネパール側で救出した。一方、中国側では生存者は確認されず、救援対応や情報公開をめぐり疑問の声が上がっている
中国ではEVの使用済み電池の発生量が、2030年に年間100万トンを超えると予測されている。しかし、こうした電池の処理について、中国では現在も健全かつ安全な回収・処理ルートが整備されていない