中国の人権活動家で企業家の沈啓家さん(スクリーンショット)

中国反体制活動家 命懸けの亡命 道中で相次ぐ中国人の越境

中国で長年、当局への抗議活動を続けてきた反体制活動家かつ企業家の沈啓家氏(65)が、逮捕を逃れるため国外に脱出し、ドイツで庇護を申請している。クロアチア国境付近では山中を徒歩で越え、何度も転倒しながらスロベニアに入ったという。

9月上旬のある深夜、沈啓家さんは、体力をほとんど使い果たした状態で、クロアチア国境近くの山中を必死に進んでいた。

同行者とはぐれたため、真っ暗で見知らぬ山の中を1人で歩くことになった。周囲は崖だらけで、山道は厚さ50センチほどの落ち葉に覆われていた。足を踏み外した際には、そのまま5、6メートル転げ落ち、危うく崖から転落しかけた。腰を負傷し、両脚の皮膚も木や枝で広い範囲が傷ついた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾在住の中国出身女性が、河南省で戸籍抹消の手続き中、台湾のパスポートを投げ返されたと訴えた。必要書類の案内も不十分だったとし、「特別扱いではなく、最低限の礼儀と分かりやすい案内がほしい」と改善を求めた
中国・北京で高齢化が加速。2025年末時点で60歳以上は常住人口の24.3%を占め、2035年には3人に1人を超える見通しだ。労働力人口の縮小や年金支出の増加が、中国経済の重荷となっている
中共当局が社会保険料の徴収を強化し、未納企業への処罰を厳格化する。賃金低迷や就職難に苦しむ若者たちからは「生活費だけで精いっぱい」と反発が広がる。ウェイボーでは関連話題が4800万回以上閲覧された後、閲覧できなくなった
中国・成都の住民が、ロシア帰国者の死亡とペストとの関連を示唆する話を医師から聞いたと証言。地元当局は関連情報をデマと否定する一方、感染情報は非公開と説明した。中国国内の患者や死亡例の真偽は確認できていない
北京・清華大学の元准教授、鄭毓煌氏が台湾訪問を回顧。交通秩序や行政機関の対応、教師を敬う学生の姿に触れ、中国本土が学べる点を語った。台湾を訪れた中国の弁護士も、建物や道路だけでは測れない社会の豊かさを振り返る