中共のグレーゾーン圧力激化 台湾は海上防衛を強化
台湾で対中政策を担う大陸委員会は、五中全会後、中共政権が「グレーゾーン」行動を強化し、台湾および周辺国の海域管轄権に段階的に挑戦する可能性があると警鐘を鳴らした。中共による海上での妨害行為に直面し、台湾は海域監視と自主的な情報収集能力の強化を加速させている。日米韓の外相も、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて強調した。
今月2日、大陸委員会の沈有忠副主任は、中共第20期五中全会後、中共が全面的な軍事衝突を避けながら、海警船、調査船、民兵船をこれまで以上に頻繁に動員し、いわゆる国内法規、主権の表明、一方的な法執行を通じて、台湾、日本、フィリピンの海域管轄権に挑戦してくる可能性があると懸念を示した。
沈氏はさらに、五中全会で党内統制を一段と厳格化する決定が採択され、習近平の第21回党大会での続投に向けた布石が敷かれたことで、内部統制をめぐる焦りが強まる可能性があると指摘し、台湾に対して「未統先治(まだ統一されていない状態のまま、まずは統治や実務的な協力を進める)」を加速させる可能性を排除できないとした。
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